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子育て最中はとにかく手が足りない。
アレもしなきゃコレもしなきゃ、おっとそうだソレもしなきゃいけないんだったー!
なんてことはしょっちゅうで、容量の足りない私の脳みそはいつもパンク寸前。
「ああ千手観音だったら」
とか
「ああ分身の術が使えたなら」
とか、ありもしない妄想を膨らませることもあるのですが。
そんなとき、私を手伝ってくれるのが小1の娘です。
まあ流石になんでもかんでも出来るワケじゃないんですけども(笑)
というのも、娘が小さな頃から密やかに、お手伝い好きになってくれるよう、コツコツと魔法をかけていたのです( ´艸`)←悪い笑顔
といっても、そんなに特別なことはしていません。
明日からでもすぐに試せる、ちょっとしたコツをこっそり教えちゃいます。
目次
お手伝いのやる気の芽を摘まない
娘は自分でいろんなことが出来るようになってくる年齢になると、よく私の真似をしたがりました。
洗濯機に洗剤を入れる、野菜の皮をむく、切る。鍋をまぜる。など。
忙しいときに言われると「勘弁してー!」ってなりますが、大抵の場合は「じゃあお願いします」と娘にやらせてみてました。
もちろん隣に立って、うっかり失敗をしたときでもすぐさまフォロー&リカバリー出来るように。
大人だってほら、やる前から
「あなたには無理だから!」
って言われるとイラッとしません?(笑)
なので、どれも大人(私)がやったほうが圧倒的に早いんですが、娘の「やりたい気持ち」を尊重出来るよう、意識していました。
お手伝いでたとえ失敗してもカッとしない
そしてそのお手伝いは必ずしも成功するとは限りません。
洗剤をドバーッと入れちゃったり、いつまでもじゃがいもの皮がむいていたり、切ってくれた野菜が2口大ほどのサイズになったとしても、
「もういいっ、お母さんやるから!」
ってキレないことも大切です。
いや本心はめっちゃ言いたいですよ(笑)
いつまでも晩ごはんの支度出来ねえなって白目むきそうになりますし。
でも、そこで横からああだこうだ言ってしまうと、折角やる気になった心はいとも容易く折れてしまいます。
うちの娘は特にそれが顕著で拗ねやすいため、内心イライラしつつも褒め殺しで乗り越えました。
なんだか懐かしい…。
言葉の選び方を考える
私は娘に限らず、夫に対してもそうなんですが、何かお手伝いのお願いごとをするときは必ず
「~~してもらえる?」
「~~してほしいな」
と言うようにしています。
「~~やって」とか「~~して」とかの命令形は使いません。
これは何故かというと、とってもシンプルな理由。
【私がそういう風に言われたくないから】です。
なんでお願いする側がえらそうにしてるん?はあ?って思うのでね!!!(笑)
自分がされてイヤなことは人にしちゃいけません精神。
他にも
「~~してもらえる助かる」
「娘ちゃんにしかお願いできない」
などのエッセンスを加えると尚Good!
使命感に燃えてお手伝いをしてくれるようになります。素直でかわいい。
もちろんお手伝いが終わったら、ムツゴロウさんばりのテンションで
「ありがとう、めっちゃくちゃ助かったよ!」と撫でくりまわしてます。よーしよしよしよし。
これはお手伝いじゃなくても、ティッシュを取ってもらったりとか、電気を消してもらったりとか、そういった些細なことにも「ありがとう」を伝えています。
それは私も夫もごく当たり前のこととして、
「何かをしてもらったらありがとうを伝えること」
が根付いているので勝手に出ちゃうんですけども(笑)
誰かが何かをしてくれることが、さも当然だと思ってほしくないなと普段から考えています。
お手伝いを当たり前に!
お手伝いをしてもらう時に最初は多少の根気が必要になります。
あと忍耐力も(‘A`)
ですが、その山を乗り越えていけば後々がほんとうにラクです。
今では料理の下ごしらえやお風呂掃除などのお手伝いを進んでやってくれますし、またお手伝いをお願いしても
「もうしょうがないなお母さんは(ドヤ顔)」
って感じで受けてくれます(笑)
大事なのは小さなころから「親がすべてをやって当然だ」という環境にしないことだと思います。
だって私、掃除も料理洗濯もぜーんぶ親がやってくれるもんだと思って育ちましたし。
だから私は実家を出るまでは、家事の手伝いをやった覚えがありません。
オカン、ほんまごめんやで。
みんながみんな自分の出来ることをやる、というのが雨音家のモットーです。
料理も、掃除も、洗濯も。
子どもがやりたいと言ったら頭ごなしにNOと言わず、一度お手伝いしてもらってみてください。
自分が出来ることが少しでも、ひとつでも、増えると嬉しいものです。
そしてそれが喜んでもらえることなら、尚更ですよね。
さて、娘はお手伝い好きになってくれましたが、次は長男が待ち構えています。
上手にヨイショして、娘同様、子育ての強い味方に仕上げたいものです(笑)
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